変化狐の根付/こんこんちき

キツネの根付です。

大きな葉っぱを頭の上にのせ何かに化けようとしているキツネ。
いたずら好きでずる賢く、人や物に化けるのが得意で特に女性に化けるのが上手なんだとか。

人里近くに住みながらも、決して人には近づかない様子から特別な霊力があると考えられてきました。人を化かすと考えられていたり時には役に立ったりと民話や昔話にも登場する不思議な存在です。本来は葉っぱではなく、中国では髑髏を頭にのせて北斗七星を拝みながらこれが落ちなければ人に化けられるという話も。日本では水草やスイレンの葉、葛の葉などを頭にのせて美女に化けたという話も残っています。

農作物を食べてしまうネズミを食べてくれることや、春から秋は田畑の周りで暮らし冬は山に帰っていく生態が農作業の一年の動きと良く似ていることから五穀豊穣の象徴とされています。

毎年2月初めの午の日、稲荷神社の祭日に「初午祭」というお祭りが行われています。商売繁盛や豊穣を司る稲荷社の神様の使いとして親しまれています。
「お稲荷さん」の「稲荷」という言葉は「稲生り」に由来し、農村では「稲荷神」を祭っていました。この風習と稲荷神の使いとされるキツネが家を守るという考えが結びつき、稲荷信仰が始まったとされています。

※正絹根付紐カラー選択（全9色）オプションよりご選択下さい。
根付紐について：染めの具合で、画像と実物の色が少々異なることもございますが、ご了承下さいませ。

※ペンダントをご希望の場合はこちらよりご覧ください。
https://ginnezu.shop-inframe.jp/items/166175

サイズ：縦28mm×横23mm
素材：silver925
付属品：正絹根付紐、桐箱